ろぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日開催された国際ロボット展に行ってきました。会場の2/3くらいはいわゆる産業用ロボットで占められていて大小のアームを複雑かつ正確に動かして部品の組み付けや溶接を行う例のアレです。こういうのも僕は嫌いじゃなく結構それはそれでメカニカルな意味でも興味をそそられます。しかしもっとも興味深いのは会場の残り1/3に押し込まれた怪しげな小さなブース群です。大学や研究機関そしてベンチャー企業がロボットというものに対してユニークな取り組みをしていて非常に面白かったです。しっかり目に見るものからそれらフロントエンドで具現化されているものを制御あるいはそれらを裏で支えるバックアップ系のもの、それからまったくかけ離れた複合素材系のもの、何に応用されるのか一見理解できない基礎系のもの、駆動系、化学系、ソフト系、あらゆる無数の”点”としての研究の成果あるいは途中経過が見られるうえでこれらのブース群はとてつもない宝の山のような気がしました。これら無数の点がやがて線で結ばれ面となり、最終的に立体を成す、そしてそれら立体もやがて変化と進化を遂げ複雑な形状の成果物となって将来目の前に現れてくるのではと期待させられました。上の写真は医学系のシミュレート用ロボットです。人間同様の神経センサーを持ちあらゆる事象に対して完全に人間としての複雑な反応をするよう設計され、手術や治療のシミュレータとして使えるらしい・・・がそうなるまではもうすこし時間が必要らしい。ところで写真のピンが甘くてすみません。

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