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モーターを機体ノーズに固定してプロペラアダプターを取り付けた後、スピンナーやペラを締め付けようとしたとき、中のモーターやシャフトも回ってしまい、なかなか取り付けられないという経験をされた方が多いのではないでしょうか?エンジンの時はエンジン側にコンプレッションがあるので、締め付けの際シャフトがくるくると回ってしまうことはありませんが、モーターはその抵抗がないので滑ってしまいます。仕方なく指や手、あるいはスパナなどを差し込んでモーターを抑えてペラを締め付けるということになります。でも手が入らないような場合はどうしたらいいのか?

そんな時に役に立つのがOKのグリップワッシャーです。特別な場合を除けばSサイズMサイズがあればほどんとのケースに対応できると思います。


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まず一枚をドライブワッシャーに差し込みます。


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そこへスピンナーのバックプレートを差し込み、さらにペラを取り付ける前にもう一枚グリップワッシャーを差し込みます。

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そしてペラを差し込み、軽くナットを締めてスピンナーコーンの位置を確認します。スピンナーコーンの切り欠きにペラが当たっていないか、スピンナーコーン取り付けねじ穴位置が大丈夫かを再確認して指でナットを締め付けます。この状態でペラの位置が固定され、滑ることがなくなります。不思議なくらいモーターもシャフトも空回りしません。そして最後にスパナでナットを締め付けてゆきます。グリップワッシャーがあるおかげでスピンナーバックプレートもペラも滑らないからスピンナーコーン取り付けねじ穴もぴったりそのままです。

これは実際に使ってみないと感じられないくらいの快感です。今まで苦労していたことは何だったのかと思うくらい便利な小物です。

グリップワッシャー自体は、もともとエンジンのドライブワッシャーとスピンナーあるいはペラの回転時の滑り止めのために作られたものですが、モーターの場合は回転時の滑り止めもそうですが、ペラやスピンナーの固定に予想外の威力を発揮します。ぜひ使って実感してください。

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