ソウル市の強力なバックアップの元、2010 ソウル・インターナショナル・エアロモデリング・フェスティバル(SIAF)が開催されました!
大型機が中心のフェスティバルでガソリン機やジェット機がソウル市の空を激しく飛び回りました。また会場は街中にある大きな公園内に作られたラジコン機専用の飛行場で、いろいろな面で迫力満点のフライトフェスティバルとなりました。写真はセバのmb339でエンジンの始動後、オフィシャルのタキシング指示を待っているところです。なお機体を押さえているのは不肖、小林(私)。
国際大会なので各国の参加者はプラカードを持ったボーイスカウトを先頭され、入場行進しました。ちなみに私はイタリアチームのマネジャーとしてセバの後ろを歩きました。
観客席も設けられすばらしい環境でした。
川を挟んで高速道路と高層マンションが立ち並んでいます。もちろん手前側も高層マンションが立ち並びなかなかスリルがあります。
実は大きな液晶パネルなのです。飛行中の機体をビデオカメラで追いかけ縦横各数メートル以上ある大きな画面にライブ映像を映し出しているのです。右横でおどけているのはイギリスから来たAl's Hobbyの社長、Aliさんです。
MB339(ドイツAir World社製)には推力27kgのJetCat製エンジンを搭載、3本のスモークを吐いてローパスする迫力と音楽に合った優雅な演技は感動モノでした。
両端のカラースモークはイタリア製で、センターのスモークに負けないスモーク量に驚きました。このイベントを終え、機体は現在日本にあります。日本でも近いうちにフライトをお見せできればと考えています。なおビデオはこちらです。
また機体やスモークにご興味のある方は是非ご連絡下さい。(info@little-bellanca.comまで)
なかなかの迫力です。滑走路の両端には木がたくさんあるのでフライトはかなり大変そうです。
これはAliさんの機体で韓国で初飛行となりました。
その機体が高速道路近くを飛んでいます。かなり近いことがわかっていただけると思います。
この赤い2機はイギリスのチームのもので音楽に合わせたフォーメーションフライトは実にすばらしいものでした。
飛行後にはこうしてパイロットがインタビューされます。これも大きな液晶画面にライブ映像が映し出されていました。
このちびっ子は7歳だそうで、3Dヘリを恐ろしくうまく飛ばしていました。
これはイスラエルから来たイドさんが飛ばしているクリルのYAKです。韓国の代理店ESCRAFTさんが作ったものです。
これもAliさんの機体で恐ろしく低空で背面やトルクロールというかコブラというか・・・・をしています。機体もかなりデカイ物ですが・・・。
この機体はドイツから来た第2次大戦末期のスケールジェットらしくダリーを使って離陸させすばらしい飛行を見せてくれました。ビルがすぐそばに迫っています。日本なら完全にだめという場所だと思いますが、ソウル市からは許可が出たのです。
これ以外にもたくさんの機体が飛んだのですが、どれもすばらしくおそらく韓国でもジェット機や大型ガソリン機のファンが増えそうですね。来年はさらに大きなショーになるのではと思いました。日本からわずか2時間あまりの韓国がなににでもアグレッシブに進んでいるのを見て非常に刺激を受けました。