ED01

セバちゃんのEDGE540を製作しました。相変わらず作りやすくて、時間的には都合2日程度で完成しました。付属の写真マニュアルを見ればほとんどのことがわかるかと思いますが、特にここはというところだけまとめてみました。ただ肝心なところの写真を撮り忘れたりしたこともあり、その辺は言葉で補いさせていただきます。

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エルロンリンケージは両端ボールリンクのロッドの製作から始めます。ただボールリンクアジャスターはセルフスレッド式なのですが、付属の両端ネジロッドを回しこもうとしてもかなり固くまた穴が小さいため、そのままでは入りません。そこでサーボホーンドリルで穴を拡げておく必要があります。

ところで写真には撮らなかったのですが、主翼のフィレットの接着は、15分のエポキシを塗布した後、主翼とフィレットを胴体に仮止めした状態でエポキシが降下するのを待ちます。こうすることでカーボンのカンザシと2本の細いカーボンパイプが胴体の所定の位置に、いつでもぴったり入るようになり、主翼のはめ込み、そして固定が楽になります。セバちゃんの説明書ではフィレットをそのまま接着するようになっているので、あとで2本の細いカーボンパイプが胴体側の穴位置に合わず、苦労することがあります。

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両端に穴を拡げたボールリンクをねじ込みますが、この時4-IN-1 ツールを使うと指がいたくならなくて便利です。エルロン用のロッドの長さは全長で約70伉度にする必要があります。かなりねじ込む必要があります。

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サーボはフタバ標準サイズサーボS3071HVを使いました。主翼のサーボ穴の大きさはぴったりでさらに4個のサーボ固定ネジの下穴もぴったりでした。ということはほかのフタバの標準サイズサーボが全て使えるということになります。もちろんS.Busサーボなので送信機のS.Bus設定を使って、それぞれのサーボの役割をアサインします。写真のサーボは、フラッペロン仕様の6chに設定してあります。

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グラスのエルロンホーンは、カットしてサンディングした後、ホールドカバーを差し込みます。カバーがきっちり入るよう、ホーンの内側角面を90度にします。

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UFO瞬間高粘度を使ってエルロンホーンを接着し、固まってからリンケージロッドを装着します。
サーボホーンはEタイプを使いましたが、そのままではセバちゃんのエルロン舵角45度にならず35度程度でしたので、S.Bus設定でサーボの動作範囲を150%にしてなんとか舵角40度を獲得できました。もしセバちゃんの舵角45度を得ようとするならばもっと長いサーボホーンが必要です。ただ実際のテストではそれまでなくとも十分でした。

ところでエルロンと主翼は工場でテープ等で固定されてきますので、箱を開けてビニール袋から取り出したばかりには、エルロンと主翼はほぼ面一になっているのですが、テープを外してヒンジ取り付けやサーボリンケージをやっているうちに、乾燥したり、あるいは湿度でエルロン材がゆがんでくることがあります。今回の場合も胴体側で合わせると翼端側で2ミリほどずれてきました。プロペラ後流の影響は胴体側のほうが強く作用するので、こういう場合は翼端側は気にせず、胴体側で合わせてください。

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ランディングギアパーツを取り付けていきますが、ワッシャーは2枚挟んだ方が、タイヤがタイヤハウスのセンター近くになります。

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カーボンランディングギアを差し込み、大型ワッシャーとナイロンナットで締め付けます。

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どなたも経験するように車軸が回ってしまって、ナイロンナットを締めつけられません。こんな時は、厚さ2ミリの10侏僖譽鵐舛妊好僖奪墜眤Ψ箚屬離轡礇侫箸魏,気┐討ださい。このレンチは100円ショップで購入したものですが、役に立ちます。

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カーボンランディングギアの完成です。セバちゃんの説明書ではランディングギアとスパッツをタッピングビスで固定することになっていますが、滑走路の状態や着陸角度によっては、スパッツが割れてしまうことがあります。そのためあえてタッピングビスでは固定していません。着陸時に負荷がかかりすぎると、少し角度が変わることができるようにして割れないようにしています。ただ放置すると飛行中にはずれることがありますので、フライト前には必ずスパッツの固定にゆるみがないか確認してください。

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エレベーターの取り付けです。主翼の代わりにカーボンカンザシを差し込んで、それをガイドにして水平垂直になっているかいろいろな角度から確認してください。これで大丈夫だと確認ができたら、低粘度瞬間接着剤を角に流してください。

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続いてラダーを取り付けます。この時テールギアの固定を忘れないようにしてください。

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ラダーサーボもS3071HVです。加工なしにキレイに固定できます。S.Bus設定で4チャンネルに設定され、開度150%にしてあります。

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エレベーターサーボもS3071HVです。S.Bus設定で2番に設定するとともに、開度150%にしてあります。

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エレベーターサーボとラダーサーボからはサーボ用二股延長コード500/200mm(BB0161)を使って胴体中央へ持ってきています。この延長ケーブルは全長500ミリで、サーボ近くの200ミリ当たりでYに分岐して二つのサーボに接続されています。各S.Busサーボは,チャンネルを割り当てられているので、同じケーブル上に接続されてもそれぞれ個別の信号のみ認識して動作するので、写真のように1本のケーブルとなって胴体中央に導かれます。胴枠にはケーブルを保持するためのホルダーがあるのでそれに通しておくとブラブラ遊ぶことがありません。

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胴体後部からのケーブルは4ポートの中継ボックスに接続しました。中継ボックスから出ている黄色のタイラップ付ケーブルは左右のエルロンサーボと接続されます。中継ボックスは3008受信機のS.Busチャンネルと接続されています。また受信機の3チャンネルに接続されているケーブルはアンプからのものです。

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さてモーターマウントを固定します。胴体側にはすでにつめ付ナットが装着されているので付属のキャップボルトで締め付けていきます。前側の穴からボールレンチを差し込んで固定します。

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続いてモーターを固定します。モーターはDual Sky 5060EA-8を使いました。6セル用でKV355です。モーター直径49mm、クロスマウントの固定穴ピッチは58mmです。またクロスマウントの後ろからドライブワッシャーの先端まで71.5mmあります。

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ESCはDual SkyのXC8018BA V2という80AのスイッチングBECアンプを使いました。
モーターとの結線は同じ色のケーブルを接続するだけで、反時計回りに回りましたのでなにも考えることはありません。

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アンプにはスイッチが付けられているので、胴体側面のスイッチ穴に取り付けます。
このアンプは特段の設定は必要ありませんが、新しい送信機を使う場合にだけ、スロットルのストロークをアンプに教えてやる必要があります。送信機のスイッチを入れて、スロットルスティックをフルハイにします。動力用バッテリーを接続して、アンプのスイッチをオンにします。最初のピコピコのあとピーと鳴ったら、スロットルスティックを最スローに下げ、またピーピーと鳴ったら終了です。

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ランディングギアを付属のキャップボルト3本で固定します。

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カウルの取り付けにかかります。上の写真右側が胴体側で、左側がノーズ方向です。キャノピーを取り付けた状態で行います。カウル固定用のタブが胴体から出ているので様子を確認してカウルを固定するねじ穴位置を決めます。マスキングテープに書かれた縦横の線が交差している場所がねじ穴にする位置です。

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この穴位置をガイドに縦方向にマスキングテープを張ります。

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カウルを差し込んでから、スピンナーを固定します。スピンナーバックプレートとスピンナーとの間がなるべく均等に2-3ミリ隙間ができるようにマスキングテープなどでカウル位置を仮決めします。これは結構時間がかかります。何度も見直してスピンナーバックプレートとカウル先端が違和感がないように、また胴体側面のラインなどがあまりずれないように慎重にマスキングテープで仮止めします。

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仮決めすると子のような状態になります。カウルに隠れていますが、わずかに縦に貼られたマスキングテープの端が見えます。つまりこの縦のマスキングテープの反対端と横のラインが交差したところにねじ穴を開ければいいわけです。

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そこでカウルの下に少しだけ見えている縦のマスキングテープに端を合わせて、カウルの上からマスキングテープを張ります。こうするとカルの上のマスキングテープの端と横のラインとの交差したところが穴位置になるので、そこにドリルで穴を開け、タッピングビスをねじ込みます。
この写真は最初の写真の反対側の胴体側面であり、写真左が胴体側で右側がカウルでノーズ方向になります。混乱してしまったでしょうか?すみません。

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実際にマスキングテープを外して、穴位置を確認すると狙った位置にタッピングビスの下穴があけられていることがわかります。この穴に瞬間接着剤をしみこませてから再度ドリルで穴を開けておきます。

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うまくカウル先端とスピンナーのバックプレートが収まり、OKのグリップワッシャーMを差し込んで滑り止めもパーフェクトです。

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ペラを取り付けると、ほら完璧です。

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ランディングギアにフィレットを接着します。セメダインスーパーXを使っています。
胴体との間は必ず隙間を開けてください。着陸時にランディングギアが外へ開いても胴体とぶつからず、外れることなく、胴体を壊すこともありません。マスキングテープで硬化する間で固定しておきます。

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うまくフィレットも固定できました。

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バッテリーの位置は6セル5000mAhでこのくらいです。これで重心位置は指定の主翼前縁より110mmくらいになります。主翼カーボンカンザシの位置より30mm程度前になります。

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プロポの設定を順番に追ってゆきます。実際にフライトさせた時のものです。

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エルロンの激しいほうです。約40度くらいの舵角があります。

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エレベーターの激しいやつです。

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激しいほうのラダーです。

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若干穏やかなエルロン設定です。

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若干穏やかなエレベーターの設定です。これでも実際には20度以上あるので見た目にはバクバクしてます。
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穏やかな法のラダーですが、ナイフエッジなどの関係から比較的舵角を強くしています。

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左右のエルロンサーボは独立して動作するのでフラッペロン設定を有効にしています。左エルロンサーボをチャンネル1、右エルロンサーボをチャンネル6に設定しています。

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セバちゃんのリクエストで、ラダーからエレベーターへのミキシングをかけました。プログラムミキシングを選択します。このミキシングでナイフエッジ時の寝癖を修正します。右フルラダーでエレベーターアップ16%、左フルラダーでもエレベーターアップ16%になるようにしています。これでナイフエッジの時に外側に離れていくのを防いでいます。

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セバちゃんのリクエスト2のラダーとエルロンのミキシングです。ナイフエッジ時の戻り癖を修正しています。右フルラダーでエルロン左へ6%、左フルラダーでエルロン右へ6%になるよう設定しました。テストフライトの時に小清水君に上記二つのミキシングの有り無しをテストしてもらいましたが、明らかにこれらのミキシングは有効で、ミキシング有りのほうが圧倒的にナイフエッジが楽にできるとの結果でした。

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フェイルセーフ

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キャノピー固定のためのつまみネジには付属のゴムリングを付けてください。つまみネジが緩まなくなります。飛ばす前には必ずキャノピーの固定を確認してください。

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ラジ技取材時の小清水君とEdge540E。設定の最終確認をしています。

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高度100メートルくらいからコブラで垂直降下、
重量とパワーがバランスしていて、何か余裕が感じられます。

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低いところでもゆっくり操作できる余裕があります。
ところでバッテリーはDinogy 6S5000を使っています。

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ペラはAPC17x8EとAPC16x10Eをテストしましたが、
マイルドで飛ばしやすいのはこの機体に限ってはAPC16x10Eでした。

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DualSky XM5060EA-8はパワーに余裕があり、また振動もなくいいモーターですね。

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テストフライトと取材を終えてほっと息をつくEdge 540E。