
ふふ・・ふふふ・・・・ふふふ・・・どうしてもニヤついてしまいます。
とうとう来てしまいました、JETIの16チャンネル2.4GhzデジタルプロポDS-16.。それもモード1です。
アルミキャリングケースに9chの受信機、充電器、USBケーブル、ネックストラップ、ニーパッド、バインドプラグ、ディスプレイクリーナーそれになんとアレンキーが数本付属しています。これでスイッチなどの交換、あるいは裏ぶたを外して別売デバイスを取り付けたり・・・できるのです。

スイッチを入れるとディスプレイに初期画面が表示されます。電波を出すかどうかもここで決められます。アンテナはディスプレイの周りに内蔵されています。ちなみにJETIのこのDS-16と以前紹介したDC-16には、送信用RFモジュールが2個搭載されています。工場出荷時は一個の受信機に対してリダンダントになっていて、もし一個の送信モジュールがうまく通信出来なかったときはすぐにもう一つが補完するようになっていて安全性が極めて高いものになっています。また受信機を2個にしてそれぞれの送信モジュールがそれぞれの受信機と通信する設定も可能です。またトレーナーモードを選択すれば、一個の送信モジュールはワイヤレスでステューデント送信機との通信に使うことも可能です。

そして上級設定メニューを開くとアクセロメーターの文字が!!!この機能はトレータイプのDC-16にはついていません。まあ確かにトレータイプでは自在に送信機を動かすというのは困難ですから当然かもしれません。
DS-16に搭載された慣性モジュールを動かすと、受信機を通してデバイスの空間位置を正確に決めることができるようになっています。感覚的に送信機を動かして機体を操作することが可能になっています。DS-16の慣性モジュールは3軸ジャイロと3軸加速度センサー、そしてそれらの動きを瞬時に受信機が理解できる数値情報に変換して出力するデバイスとファームウエアから構成されています。
またその上にはSequencerのメニューがあります。ランディングギアとギアドアの関係(先にギアドアが開いてそれから引き込み脚がでてくる、あるいはその逆)をここで設定したり、また左右の脚を時間差をもって引き込んだり、出したりすることができるようになります。この機能を使えば何かのサーボの動きを他のサーボの動きと時間的あるいは機能的に関連付けて操作させることができます。自分の想像力次第で何でもできるような気がしてくる・・・・とにかく可能性が広がる機能です。
その上にSound on Eventが見えます通り、すべてのスイッチ、スティックに音楽、音声、サウンドを割り当てることができます。すでに標準でかなりの音声ファイルやサウンドファイルが内蔵されていて、自分でも好きなサウンドを送信機にアップロードすることができます。別売のバリオセンサーやGPSセンサーなどを使えばテレメトリー機能を通じて高度や位置の移動情報をサウンドの高低に置き換えて聞いたりすることができます。また音声で高度を知ることもできます。しゃべる送信機です。もちろんDS-16にはスピーカーとイヤホーンジャックが標準で装備されています。
よくわかっていませんがその上にLogical Switchesというメニューが見えます。2つの2ポジションスイッチを組み合わせてあたかも3ポジションスイッチのような機能をもたせたり、各スイッチのポジションごとにAndやOr、Multが選択できて、それら組み合わせれば一個のスイッチが他のスイッチに割り当てられた機能をオン・オフさせることができるようになるなど無限の機能アップを生み出すことができるとのことです。これを応用すれば例えばどのフライトモードからもバタフライのオンオフが可能になりますなど・・・とのことです。想像力に優れた多才なパイロットにはエンドレスに使えるな機能ですね。(僕は想像力に乏しいシングルタスクの老人なので・・・どうなることやら)

セットに付属していたマニュアルはドイツ語版だったのでネットから最新の英語版をダウンロードしました。全部で140ページありました。最新ファームウエア2.0に対応しています。なおファームウエアは付属のUSBケーブルを使えばいつでもJETIあるいはHackerのサイトからダウンロードできます。だからこのプロポはかなり長い期間にわたって使用可能になります。

アクセロメーターの機能説明と設定がマニュアルにあります。DS-16 Onlyとなっていますね。

またSequencerの解説と設定ページもありますので、もう自由自在です。
ところでこのプロポを日本で使えるかって?だんな、そんな野暮はいいっこなしですよ・・・・公式には使えません。電波安全協会の認証を受けていないので今回も田舎の片隅でテストしながらニヤニヤしています。
でもね送信機出力は欧米で標準の100mwと日本やフランスでも許されている10mwを選択できるようになっていますので、今は10mwを選択しています。
しかしこのDS-16についてどうしても興味があるんだという方はちょっと連絡くださいね。
興味あります。
jetエンジンの状態をテレメトリーで監視出来ますから。