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2013年3月にリリースされたMezonシリーズのアンプMezon 130をテストしてみることにしました。機体は小清水君のセブアート・スホイ140-3Dモンスターです。モーターはハッカーさんが試作してくれたA60-8XS 28P、ペラはメズリックの20X8 Extra Lightを装着しました。入力電圧の最高値が51Vと高いにもかかわらずBECです。またBEC電圧も5Vから8Vまで0.1V単位で変更できます。今回はサーボが高電圧対応のHVシリーズですので最高の8Vに設定してテストしました。5Vと8Vでサーボを動かしてみたところスピードとレスポンスが全く違い、小清水君もデカイ舵面がシャキシャキ、バクバク動くのを見て感動していました。
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バッテリーはECO-X 4S5000を2本直列で8S5000にしています。Mezon130はモーターマウントの後部横にタッピングビスとタイラップでがっちり固定しています。

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このアンプはSPINと異なり、モーターを動作させながら電圧、電流、モーター回転数、アンプ温度、バッテリーロードなどをJETIBOXでリアルタイムでモニターすることができます。もちろん動作中のデータをMezonは記録しているので、フライト終了後最大値、最低値、使用バッテリー容量なども見ることも可能になっています。SPIN の時は電流値があいまいだったり、SPIN Proになってからは電流値が見られなくなっていましたが、Mezonは大丈夫でした。実際にワッツアップも接続して比較してみました。もちろん部屋の中だったので軽くしかモーターを回せませんでしたので低い値しか見えませんが、確かに比較してみるとほぼ近似の数値が出ています。ワッツアップは6.27AでJETI BOXは6Aと表示しています。小数点以下は表示しないようですが、写真をご覧ください。実際に飛行させたときのデータはこれからですが、かなり期待が持てます。

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さらに最新のJETIBOX Profiを接続してみるとBEC電圧なども表示できるようになっており、これは表示設定を変えることでさらに多くのデータを表示させることが可能になっています。また数値だけでなくバーグラフなどでも表示させることができる優れものです。これでもやはりワッツアップの7.13Aが7Aと表示されモーター回転数が3277rpm,BEC電圧が8.1Vと表示しています。MEZONシリーズの奥深さを知るのはまだまだこれからですが、モーターの回り出しや動きが非常にスムーズになっていて、またソフトウエアもPCとUSBケーブルを接続してJETIサイトからのアップデートをインストールすることができるため、常に最新のソフトウエアを使うことができるようになっています。