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なかなか他のことに追われて手がつかず焦っていたのですがやっと製作にかかることができました。

まずHACKER A60-6XS V2 28Pを所定の位置に固定します。防火壁の裏側にはすでにツメ付ナットが埋め込まれているので付属ボルトで締め付けてゆきます。機体全体の大きさと比較するとモーターがかなり小さく見えます。ペラは19X12WE19X13WEを使う予定です。

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アンプはHACKER X-110 OPTO Proを装着しました。セバチャンもこれでテストをしています。ところでモーターのケーブルが結構な長さがあるので取り回しが面倒だったので短くしたところ大変なことになりました。

このモーターに使われているケーブルは外側の黒い被覆をはがしてみて初めてわかるのですが、ケーブルの芯線には一本一本かなりの高温にも耐えるよう耐熱被覆がされています。このためはんだごての熱くらいではまったくその耐熱被覆が取れず、コネクターをはんだ付けするどころではないことが判明。最終的には一本一本の芯線の耐熱被覆をカッターナイフで削り取らなければなりませんでした。この件についてハッカーさんにニュールンベルグで確認したところ、ハッカーさんのところでは機械で高熱をかけ被覆を溶解させケーブルに予備はんだをしているとのことで、個人ではやはりコリコリ削り取るしかないとのことでした。しかしこれが意外にじかんがかかり、はんだがうまくしみ込むようになったときには手もカッターナイフもボロボロになっていました。すでに第一
段階で躓いてしまいました。良い子の皆さんは決してモーターケーブルを切ったりしないでください。ケーブルが長いとはいえその先端には予備はんだがなされておりそれを使うべきです。

また反対にアンプのバッテリー側ケーブルが短いので20センチほど延長してあります。

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続いてエルロンの装着作業に入ります。ヒンジはナイロン棒ヒンジをエポキシで固定します。まずヒンジ中央のジョイント部分を中心にオイルを垂らしてエポキシで固まってしまうことを防止します。僕は機械オイルをつかいました。ジョイント部だけでなく他の部分にオイルがついてしまってもあまり問題がありませんので気にしないでください。

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ヒンジの片側にだけ5分間エポキシを軽く塗り、主翼側に差し込みます。エポキシが中央部であふれた場合にはにはきちんとぬれタオルなどで拭き取ってください。ヒンジョイントがすべてラインと並行になっているかを確認してヒンジのエルロン側に軽くエポキシを塗ります。

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エルロンをそーっとヒンジ穴にさしこみながら押し込みます。エポキシを多くつけすぎるとオイルがついていないヒンジライン付近で固まってしまい、エルロンがうまく動かなくなりますので気をつけてください。とにかく少し少ないかなと思える程度でも十分です。このまましばらくエポキシが固まるのを待ちます。1時間程度たってエルロンをもって前後に動かすとバキッとエポキシがはがれてスムーズに動くようになります。このときエルロンが上下フルに動かなかったり、渋い場合はヒンジ近くのエポキシが原因ですので、カッターナイフの細いものなどで固まったエポキシを取り除きます。ないをやっても渋いという場合には運命と思ってあきらめましょう。ただ多少の渋さは最近のサーボパワーに比べればなんていうことはありませんのであまり悩まないでください。

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エルロンサーボはJR DS8305を使いました。まずサーボからのケーブルをなんとか引っ張り出しますがなるべく前のほうから引っ張り出したいので(そうしないと毎回受信機ケーブルと接続するのが大変)、中央カーボンパイプホルダー下をくぐらせます。わずかに頭を出しますので150mmの延長リードハーネスを接続して抜け止めのコネクタロックを装着しておきます。

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付属のボールリンクと両端にねじ切りのしてあるロッドを使ってエルロンリンケージを行います。標準サーボでもロープロファイルサーボでもそのまま装着可能です。なおエルロンのグラスホーンは大きいものを使います。そのまま差し込むと長いため差し込み部を削ってください。なおサーボホーンはJRビッグホーンを使っています。

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続いてエレベーターサーボの取り付けに入ります。エレベーターヒンジはシートヒンジなので水平尾翼に片側を差し込んで低粘度瞬間をさし、エレベーターを差し込んでからヒンジラインから低粘度瞬間を差し入れます。
サーボはJR DS3401を使いました。左右のエレベータに一個づつですのでいわゆるDualサーボ仕様になります。ぴったりに穴が開けられていますので、なかなか入りにくいと思いますがコツをつかむとコトンと穴にはまります。ケーブルはもちろん引っ張り出しておきます。
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リンケージはこのように行いますがサーボホーンが短いので、後で交換しようと考えています。このままではうまくありませんね。
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うえからエレベーターリンケージを見るとこのようになります。
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胴体後部に7mmの穴をあけ、テールギアアッセンを差し込みます。またラダーには小さなボールリンケージを差し込んで固定し、ピアノ線を通します。尾輪のストッパーなどはこのサンプルキットには入っていなかったので適当なもので固定しておきました。
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ラダーリンケージは、いろいろ考えた挙句、最初ワイヤーリンケージではなく胴体後部にサーボを搭載する方式で装着してみました。この場合はエレベーター下のリンケージになります。

実際は動きには問題ないのですがしばらくするとやはり後ろ重のことが気になり出し、また長いリードハーネスも追加になるので急きょ変更することにしました。サーボ穴のフィルムやラダーホーンは後で何とかすることにして早速改定作業開始です。
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付属のケーブルを使ってワイヤーリンケージしますが、ワイヤーをまずアルミパイプに通して、続いてクレビス穴に通します。折り返してアルミパイプにもう一度差し込みます。折り返したワイヤーをよじって端をラジオペンチで
で押さえながらライターであぶります。被覆が溶けて一体になりさらにアルミパイプをペンチなど
でつぶします。2度と取れません。まず一方だけにこの処理をします。もう一方はワイヤーのままにしておきます。
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ワイヤーリンケージ用のホーンは左右一体型で、ラダー中央部にあるホーン穴に差し込みます。左右が同じ長さになるよう気をつけて固定します。まずこのラダーホーンにワイヤーが装着されたボールリンクを取り付けます。クレビスは半分弱ねじ込んでおきます。

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胴体後部に穴をあけワイヤーを差し入れ、前部から先端を曲げたピアノ線などでワイヤーを引っ張り出します。この穴位置の決定は極めて重要でラダーがスムーズに動くかどうかが左右します。穴をあける前にワイヤーを胴体外側でサーボ位置まで引っ張り、まず上下位置を決めます。高さが決まったら今度はクロスにワイヤーをサーボまで引っ張り交わったところが穴位置になります。何度も確認しながら穴をあけてください。(おそらく量産機では穴位置を指定してくると思います。)

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胴体中央部にラダーサーボトレーがありますので同じようにクレビスを半分程度までねじ込んだ状態で、ワイヤーがピンと張るようワイヤーの長さを調整してワイヤーをよじってライターで火をつけます。

ワイヤーは胴体内でクロスしています。またなるべくならラダーホーンの穴幅と同じ幅のサーボホーンを使えば差動もなく確実な動きが得られます。私は机の中に余っていたものを引っ張り出したらたまたま同じ幅でしたが、JRであればアルミサーボホーンBを使えば大丈夫だと思います。この状態になったらクレビスを締めこんで両方のワイヤーがピンと張るまで調整してゆきます。この調整は結構時間がかかりますのであわてずゆっくりやってください。

製作その1はここまでです。次回をお楽しみに。