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成家さんの搭載例をしっかり写真に収めてまいりました。アジア選手権にいかれる前日ということもありおそらくお忙しい時間だったと思うのですが、快くカウルを外したり色々計測のお手伝いをしていただきました。

今回搭載したエンジンはYS70FZとハットリのマフラーです。まずはカウルを外して上から見たところです。付属しているモーター用の木製マウントは使用しません。胴体に取り付けられている基礎マウントに直接樹脂のエンジンマウントがつけられます。またこの基礎マウントにはモーターマウント用に穴があけられ裏に爪つきナットが埋め込まれていますが、この穴は使いません。また成家さんは、軽量化を考えコンバージョンキットに付属していた木材は全く使わなかったとのことです。現在までかなりのフライトをしたが全く強度的に問題がないとのことでした。なんと!!
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裏から見たところです。ハットリマフラーとクーリングヘッダーはそれぞれハットリの品番で#720と#643と思われます。成家さんも番号まではわかりませんでしたが大きさからみてYS63にも使うサイズと同じだと思いました。

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さてモーターマウントの位置などを確認しますと、上から見たところではモーターマウントのセンターは左端から49mmのところになっています。センターからは5mmほどオフセットされています。

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樹脂マウントを取り付ける胴体基礎マウント板からドライブワッシャーまでの距離は123mmになっています。ということは樹脂マウントにエンジンを取り付けるときにドライブワッシャーまでの距離が123mmになるようエンジンを取り付ければいいということになります。単純に平行に取り付けるだけでいいそうです。左右がずれるとサイドスラストが狂ってきます。

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今度は樹脂マウントの縦位置です。計測すると上から30mmのところに樹脂マウントのセンターがきています。エンジンをうまく取り付けた樹脂マウントを先ほどの左右位置とこの縦位置で取り付けるとカウルの先端からわずかにドライブワッシャーがでてエンジンがカウルにフィットします。サイドスラストおよびダウンスラストとも全く変更していません。もちろんワッシャーの一枚もはさんでいないそうです。

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マフラーからの排気菅は写真のように胴体に穴を開けて外へ出します。胴体底センターにはスパー材が入れられていますので、強度を損なわないようにそれを避けて左側に開けられています。マフラーの固定はハットリマフラー付属のホルダーを木製台座に固定しています。この台座はちょうど中央に胴枠があるためそれを避けて胴枠をはさむようにしてあります。少し厚めのバルサに3mmのベニアを貼ったものを台座にしていました。軽量化とそれでクッション性を高め振動を吸収しています。

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左サイドから見たところです。


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右サイドから見たところです。エンコンロッドなどの配置を確認してください。


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燃料タンクは完全にバスコークで埋められています。またもともと開けられていた基礎マウントのモーターマウント用穴もバスコークでふさがれています。

ところで成家さんは木製やぐら部分にウレタンやエポキシなどを全く塗布していませんでした。燃料がしみるのでは思いましたが木口部分にだけ低粘度瞬間がしみこませてあったり、この木製やぐら部分のはめあわせ部分や90度に交わる部分などはすべて中粘度の瞬間が流されていました。これでがっちり全くびくともしなくなり十分だそうです。確かにすでに30フライト近く飛ばした機体とは思えないほど汚れもがたもありませんでした。


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ところで燃料タンクと燃料バルブの間に給油もできるフィルター付T字バルブが取り付けられていました。JRのへり用だそうです。


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燃料タンクはコンバージョンキットのものです。胴枠のところに板をいれスポンジで押さえつけています。ちょうどいい位置に来るようになっていたとのことです。

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成家さんの受信機とバッテリーの配置です。またエンコンサーボの位置にも注意してください。もしFZ70より大きい90−105サイズのエンジンを搭載した場合にはバッテリーは後ろへ下げるようにとのことでした。なお成家さんはラダーサーボを胴体の後ろに搭載しています。

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問題はカウルの穴あけですが、成家さんもすこしづつ開けていったそうです。いっぺんにいかずに最初は少しきついくらいでいいとのことでした。なおこのアルミバックプレート付スピンナーはオプションです。

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カウル内部です。燃料注入用チューブとエア抜き用チューブのガイドが入れられています。

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ニードルはこの位置になっていました。

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主翼のルートリブには1.5mmのスポンジテープが貼られており、胴体との間の振動を吸収するようになっていました。これでかなりビビリ音がなくなったそうです。

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またキャノピーにはバスコークがきれいに付着していました。これでキャノピーと胴体の間のびびり音が消えるということです。まずキャノピーがはまる胴体側にサランラップをしきます。そしてマスキングテープなどで養生をしてからキャノピーの下枠にあまりはみ出ない程度にバスコークを塗っていきます。そのままキャノピーを先ほどのサランラップの敷かれた胴体に取り付けます。このときバスコークがはみ出してきますがそのまま放置します。(あまり多く出すぎた場合は胴体やキャノピーに付着する恐れがあるので注意して取り除きます。)一晩置いて固まったたらキャノピーを外します。サランラップがあるのでくっつくことがありません。サランラップを取り、はみ出て固まったバスコークをめちゃくちゃに切れるかみそりで切り落とします。キャノピー枠の上のバスコークだけがきれいに残るはずです。これでキャノピーを固定するとぴったりでがたが無く振動しません。

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さらにキャノピー先端のベロにも振動止めのためテフロンテープが巻かれていました。これらの対策を講じていたためと思われますが実際の飛行でもエンジン音は非常に静かでマイルドな感じがしました。

さてこんなところでおわかりいただけたでしょうか?もし不明の点がありましたらメールなどでもお答えいたしますのでよろしくお願いいたします。