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AeroFlyに付属しているゲームコマンダーは、右スティックの上下がスプリングで、また左スティックの上下がラチェットになっています。いわゆる米国等で一般的なMode2対応になっています。それを日本、アジア、ヨーロッパで主流のMode1対応に変更したいと思います。つまり右スティックの上下をラチェットに、また左スティックの上下をスプリングに変更するわけです。ドライバーと先の細いラジオペンチなどがあれば初めての人でも比較的簡単に変更することができます。ぜひトライしてください。まずゲームコマンダー裏側の4本のボルトをはずします。

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裏のふたをはずすとこのような状態になっています。

 

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右のラチェット板(板バネ状のもの)のネジをはずします。それを左上に付け替えます。この作業は非常に簡単だと思います。

 

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今度は写真左にあるスティックの右側にスプリングが縦に固定されていますので、先の細いラジオペンチなどで取り外します。と同時にその下に隠れていてスプリングで連結されていたシーソー板と強弱調整板を抜き取ります。

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シーソー板とスプリング、そして右上が強弱調整板です。準備のために右写真のようにスプリングをシーソー板の下にテープで写真のような角度で固定しておきます。テープはあまり大き過ぎてほかにあたらないように適当にはさみでカットしておきます。こえrで準備ができました。

 

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スプリング側を先にして裏から見た場合の右側スティックの左隅にあるスロットに差し込みます。うまく差し込めると右の写真のようにシーソー板がうまくしたにもぐりこみ左側からスプリングの頭が少し見えてきます。ここが作業の中で一番難しいところです。根気よく行ってください。なおシーソー版の右端がこの時点ではスリットに収まっていなくとも大丈夫です。あとでスプリングを引っ張ると自然にうまく収まります。

 

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シーソー版とスプリングをはめ込む場所はここになります。間違いのないように。

 

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続いて強弱調整板をスプリング側のスリットに差込み、先の細いラジオペンチでスプリングを引っ張り上げます。そうするとシーソー版の右端がうまい具合にスリットにはまります。そして強弱調整板のくぼみに再度引っ掛けて完成です。先ほどのセロテープはそのままでも全く問題なく動作しますのでご安心ください。これでMode1対応になります。裏ふたを閉めて終了です。

 

なおMode1では送信機の正面から見たとき、右側スティックの上下がスロットルで一番下にあるときが最スローで一番上にあるときがフルハイになります。また右側スティックの左右動作はエルロンです。右に倒すと右に機体が傾き、左に倒すと左に機体が傾くようにします。また送信機の正面から見たとき、左側スティックの上下がエレベーターで普段はスプリングのおかげで中央にありますが、手前に引くと機首アップで、前に押すと機首ダウンとなります。さらに左側スティックの左右動作はラダーです。右に倒すと右に機首が右を向き、左に倒すと左に機首が向くようになります。これらはアエロフライのソフトの中でキャリブレーションという項目で設定します。