AXI2208/34ブラシレス+3セル1050に付属の4枚ペラ。ラジ技さんの取材もかねてP51Bムスタング”オールドクロウ”
テストフライトとなりました。
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ムスタング01
モーターの音はかなり小さいのですが、かなりのパワーです。ハーフスロットルでも十分に飛んでます。またフルスロットルにしてもそんなにスピードが上がらず安定して飛んでくれるので、ほんとにちょうどいいバランスだと思いました。ロール、ループ何でも来いの軽快な飛び、ちょっとスケールスピードより若干速いかなと思われますが、おそらくこのくらいが一番扱いやすいところだと思います。製作終了直後の初フライトでは一応舵面、重心位置などを確認したのですが、飛び出しと同時に左へ持っていかれるとともに、おもいっきり頭を上げました。八田さんのおかげで事なきを得ましたが、まあぼくならどうなったことでしょう。後で調べるとラダーが若干左に切られてつけられていたのとよくよく見たらサイドスラストもなんだかまっすぐか気のせいか左に向いているような・・・。そんなこんなで一度おろしてから、エレベーターやエルロンをこれらのクセをオフセットさせる形でリンケージを修正してから再度手投げ発進させました。エレベーターを下げすぎたせいで投げたとたんに思いっきり下へ沈みあわてました。これがビデオの冒頭のシーンです。これまたさすが八田さん、なんとか引き上げて上空へ。今日は天気がいいのですが風が時間とともに強くなり、このムスタングを飛ばす頃にはかなりの強風。そんななかでも八田さんの操縦で非常に安定して飛んでいました。写真撮影のため何度も左右から低いナイフエッジ(ラダーが無いのでエルロンとエレベーターでだましの斜めナイフエッジですが・・)を繰り返し、それだけでも結構感じがいいのにループも背面もロールもなんていうことなくこなし、八田さんの「このスケールでこんなに安定して飛ぶこと自体が不思議だ」という言葉に象徴されるようにとにかく不思議なくらい安定して飛んでくれるのです。今回は11.1V1050ミリを搭載しましたが、フルハイで約11.7Aなので中スローが主体のフライトでは余裕でした。実際に時間的には10分近くになっていました。これだけ飛べばいいでしょう、長すぎるくらいでした。飛行を終えてディスプレイ用のランディングギアを装着してみると雰囲気抜群でした。まさにプラモが空を飛ぶ世界がここにあるのです。このフライングスタイロキットシリーズはどんどん機種が増えてきてますます楽しい限りです。
ムスタング02ムスタング03

ムスタング04ムスタング05

ムスタング06
キャノピーが落ちて走るワタシ!


テストフライトのビデオはこちらです。