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アルファモデル社の最新作F-86セイバーを製作いたしました。ダクテッドファンシリーズ4機目の機体です。商品の内容をここでチェックして下さい。 ARF といってもほとんど完成状態ですので、主翼のジョイント及び水平尾翼の接着さえ終われば、即メカ積みといった状態です。ちょっと前までは一部のマニアックな人達だけのダクテッドが、ここまでイージーになって良いのでしょうか?

今回は、最上級仕様のハッカーモーターそして新入荷のフライトパワー社リポバッテリーを使い最強の F-86 を製作する事になりました。ダクテッドファンに的を絞りレポートします。
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使用した別売部品
(1)モーター  ハッカー B20-12L+ヒートシンク+アダプター
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(2)アンプ    JETI Advance 12

(3)バッテリー  フライトパワー11.1V/1600mAh

(4)受信機    JR R-700

(5)サーボ×2 BLUE ARROW BA-TS-9.0 マイクロサーボ(安い!!)
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初めてハッカーB-20 を手にするとその小ささにびっくりしかしそのハイクオリティーな作りにさらに、びっくり。シャフトを指で回してみるだけでさらに感動、思わずイケソーって感じです。KV値が、4630もあります。って事は単純に4630×11.1=51393回転 オッソロシー回転です。なるほどこれなら、いい音がでるはずです。まずモーターのリード線を延長しハンダ付けします。しっかり収縮チューブを使用して絶縁してください。簡易的にビニールテープを使用している人達が居ますが事故のもとです。電動機の大半のトラブルは、ハンダ付けと絶縁です。
モーター本体にヒートシンクを被せダクテッドファン本体にさしこみビス止めします。ヒートシンクを被せた状態ですと若干取り付けの穴が合いませんが押し込む事によってぴったり合うようにできています。
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リヤーケースの3つの穴を広げリード線が通る様加工します。リード線を通したあとオスコネクターを取り付けます。
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つぎにファンの取り付けです。
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ファンにアルミのアダプターを差し込みモータにテストフィットしてみます。ファンを指で回してみてダクトとファンが緩衝していないかチェックしてください。多少擦る程度ならそのままにして下さい。ファンがダクトに当たって廻らない場合は、サンドペーパーで少しずつ削りあわせます。隙間があきすぎるとダクテッドファンの性能が十分発揮出来ません。ファンの調整が終わったらアダプターをビス止めし、モーターのシャフトの油脂分をアルコール叉はシンナーで拭き取ってください。

パーツ袋のなかのグリーンのチューブに入っているのが接着剤です。
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これを一滴アダプターの穴に挿し一気にファンを差し込みます。これでファンは20分ほどで完全に固定されます。スピンナーをパチンとはめてダクテッドファンの完成です。

接着剤が固まる間に機体の組み立てを終わらせてしまいましょう。
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主翼はエポキシで接着します。カンザシはかならずどちらか片方を先に接着して下さい。いっぺんに接着しようとすると、翼のなかで踊ってしまいうまく固定出来ません。尾翼もエポキシを使用し正確に接着します。尾翼は胴体の最後尾をカットしないと入りませんので解説書の図を参照しカットして下さい。これで機体は完成。

いよいよダクテッドファンの取り付けです。先にダクテッドファンの回転方向のチェックおよびサーボの動作確認も含めお楽しみ試運転してみます。
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しっかりダクテッドファンを手で押さえスロットルオン。回転方向を確認。もし逆回転した場合はモーターのリード線を2本外し逆に差し込みます。これで回転方向もオーケーいよいよスロットルをフルハイにしてみます。スッゲー引きです思わず興奮してしまいました。廻りの書類が吹っ飛びました。オドロキです!!。ノーズコーンを引っ張るとインテイクパイプ部分が前進しますのでダクテッドファンを差し込みます。リード線のカバーの先端が後部のパイプの溝に合うよう位置合わせします。取り付け用のネジで固定します。ノーズコーンは取り外しを考えて両面テープで止めました。これでダクテッドファンの取り付け完了。

メカ積みです。
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他のアルファモデルと共通なのでコルセア叉はフッケバインのレポートを参照してください。最後にデカールです、かるーく考えてましたがこれが以外と時間がかかりました。しかし仕上がりは最高です。最後にトップコートを吹きかけて完了です。屋外で見るとカッコよさ倍増です。